FXは損小利大の手法で勝つ

こんにちは。ninoです( *´艸`)

 

 

損小利大はトレードの王道ですよね。

 

損小利大のマインドでトレードをするのが大切というのは、よく見かけると思います。

 

 この記事では、何が原因で損小利大ではなくなってしまうのかを解説していきます。

 

 

目次

 

損小利大を邪魔するのはプロスペクト理論

 

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損小利大のルールを覚えれば勝てるようになると聞いて、実践してみた方は多いと思います。

 

だけど結果は・・・

 

損切り貧乏になって資金がどんどん減っていってしまったのではないでしょうか?

 

初心者が負けてしまう最も典型的なパターンはコツコツドカンです。

 

コツコツドカンとはその名の通り、コツコツ勝ってドカンと負けるトレードのことをいいます。

 

つまり、含み益は小さくコツコツと利確していくけど、含み損はなかなか損切りをせずにドカンと大きくロスカットされてしまい、結果的に累計では大きく負けてしまうということです。

 

負けているトレーダーのほとんどはコツコツドカンでやられています・・・

 

コツコツドカンを抜け出すには、単純にその逆・・・

 

コツコツ勝ってコツコツ負ける・・・

 

それでけで少なくとも負けにくくはなるということになりますね。

 

コツコツドカンの逆こそが損小利大です。

 

損小利大とはその名の通り、損は小さく利益は大きくという意味です。

 

これができれば利益はどんどん伸びていきます。

 

一回で取れる利益が大きいので、資金が大きく増えていくのです。

 

一回の利益が一回の損切りよりも大きくなるため、負けることへの抵抗が少なくなります。

 

なので、ドカンと利益を出すチャンスを手に入れやすくなるのです!

 

ただ、損小利大のトレードは基本的に勝率が低く、だいたい30%前後になります。

 

小さいロスカットを何度も繰り返すことになるので、負けるためにエントリーしているというような気持ちになってしまいますよね・・・

 

なので、累計で勝てるとわかっていても、メンタルがやられて心が折れてしまって、損小利大トレードを続けられなくなってしまうのです。

 

損小利大はとにかくコツコツドカンのトレーダーと真逆の考え方を常に持ち続ける必要があるのです。

 

ですが、人間の心理上苦痛を伴うと思います。

 

人間というのは基本的に、利益は欲しいけど損はしたくない・・・という行動心理に基づいて動いています。

 

「利益は確実に出したい」「損失は確定させたくない」などの思いがあるとFXでは損が大きくなり、利益が小さくなりやすいのです。

 

利益が出ている場合は、今から利益が伸びるかもしれないとわかっていても、下がってきたらマイナスになるかもしれないと考えて、今発生している利益が欲しいが故に小さな利益で確定させてしまうことがあります。

 

逆に損失が出ている場合は、もっと損失が増えるかもしれないとわかっていても、また上昇して戻ってくるかもしれないと考えて、損失を確定させたくないがためにズルズルと損失を大きくしてしまうことがあります。

 

なので、一般的な負けトレーダーはすぐに利確をしたがり、損切りはできるだけしたくないと考えてしまうのです。

 

これをプロスペクト理論といいます。

 

この心理こそがコツコツドカンになってしまう根本的な原因だと言われています。

 

なので、利益は欲しいけど損はしたくない・・・という人間が持っている心理を、真逆の「最悪、利益は無くなってもいい」「損失は確定させる」という考え方に変えていかなければなりません。

 

一見するとただ損をしてしまいそうな考え方に思います。

 

ですが、これこそが勝っている1割のトレーダーに入れるようになる重要な考え方です。

 

とにかく利益は欲しいけど損はしたくない・・・という考え方は、FXで勝てない9割の負けトレーダーと同じ心理であることをわかっておきましょう。

 

損小利大・・・このようなマインドはなかなか手に入れられません。

 

手に入れるには、ある程度の時間と経験が必要になると思います。

 

なので、すぐにはこのような心理にはなれないと思います。

 

まずは、人間というのはこのような心理になりやすいということを理解しましょう。

 

そして日々のトレードでは、なるべく逆の心理を持つように心がけてみましょう。

 

少しずつ心理が変わっていって、勝てるトレーダーの脳になってくるはずです。

 

FXは大きな利益を出すよりもいかに損失を抑えることが出来るのかを考えることがとても大切です。

 

これからFXを始める初心者の方はこの考え方を忘れないようにしましょう。

 

 

リスクリワードが大切

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リスクリワードとは、一回のトレードにおける平均損失と平均利益の比率のことです。

 

損切り幅(リスク)に対してどれだけの利益(リワード)を望むかを表す指標です。

 

平均獲得pips÷平均損失pips=リスクリワード

 

平均損失と平均利益「1:3」が黄金比率といわれていて、一般的に損切りの3倍の利益が一番バランスが良いといわれています。

 

リスクリワードが1:1の場合は、勝率50%を意味し、100pipsの利益が期待できますが、100pipsの損益が生じる可能性もあります。

 

50%の勝率を目指すと、スプレッドでマイナスになってしまうかもしれませんが、大きく負けることはないです。

 

勝率51%以上であれば収支がプラスになる計算です。

 

なので、1:1はどっちにいってしまうのかわからないためおすすめしません。

 

 

リスクリワードで勝つには

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リスクリワードは固定して考えましょう。

 

そうすることで感情的にならずに機械的に損小利大の状態を作ることができるのです。

 

損小利大は難しくてなかなかできません。

 

損失が多くなってしまうと嫌になってきますし、含み損が出ると利益がなくなるのが怖くなってチキン利食いをしてしまうでしょう。

 

それでは、感情がトレードに入ってしまっている状態なので、トレードに悪影響を及ぼしてしまいます・・・

 

そんな時こそリスクリワードを固定してトレードを機械的に行うことでその状態から抜け出せます。

 

更に、リスクリワードを固定することで損切り貧乏に陥らなくなります。

 

損切り貧乏とは、損切りのしすぎで資金が目減りしていってしまうことをいいます。

 

リスクリワードを固定すると損切りはしてしまいますが、トレードが安定してきます。

 

なので、無駄なエントリーを防ぐことができるのです。

 

リスクリワードが固定した数値にならない時にはエントリーを見送るスキルが身についてきます。

 

そして、リスクリワードは1:2の時にエントリーしていきましょう。

 

なぜ1:2なのかというと、ベストの3を目指してしまうと逆に成績が下がってしまうことが多いからです。

 

かといってリスクリワードが1:1では利益はなかなか伸ばすことができません。

 

ずっと勝ち続けられるなら良いのですが、負けることも必ずありますので。

 

なので負けをいかに小さくするのかがとても重要です。

 

リスクリワードは1:5や1:10くらいまで伸ばすことができたら、どんどん利益を伸ばすことができます。

 

最終的にはそのようなトレードができるようになれば良いですね!

 

 

まとめ

 

リスクリワードを固定してトレードをすることでトレードが安定してきます。

 

トレードはいかに自分の決めたルールを守れるかが非常に重要になってきます。

 

自分の決めたリスクリワードを徹底して守り、損小利大のトレードをしていきましょう!

 

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